樂府詩集(傅增湘藏宋本) 1-4
精装
郭茂倩 編
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出版社:人民文学出版社 |
出版年:2010年02月 |
コード:329426 22cm ISBN/ISSN 9787020077762 |
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宋代学者郭茂倩により編纂された《楽府詩集》は、郊廟歌辞・燕射歌辞・鼓吹曲辞・横吹曲辞・相和歌辞・清商曲辞・舞曲歌辞・琴曲歌辞・雑曲歌辞・近代曲辞・雑歌謡辞・新楽府辞など12の門類に分けて、漢魏から唐・五代までの楽府歌辞及び先秦から唐末までの歌謡計5,000余首を収録する。各門類の序文や各歌辞の題解部分には、大量の中古音楽史・文学史関係の資料が含まれており、学術的価値が高い。とりわけ近代曲辞部分(4巻)に収録された隋唐時期の新興燕楽曲辞は、詞の起源や形成の研究に貴重な手がかりを提供する。《楽府詩集》は、様々な版本を有するが、蔵書家傅増湘に収蔵された宋版が、原著に最も近い「孤本秘籍」として評価されている。本書は、その完全影印本である。汲古閣重校本を参照して原書の欠字を補い、巻末の附録には「補字表」を付す。巻頭の「影印前言」は、《楽府詩集》の編纂背景・刊刻・版本・校勘・整理などに綿密な考証を加えた論文として読むこともできる。
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