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詳細情報
中国边境史料通编续编(全50册)
出版社:蝠池書院
出版年:2009年11月
コード:323437      ISBN/ISSN
 
価格 962,500円
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中国の辺境史に関する記載は、甲骨、金文時期に溯る。先秦時代の《尚書》《詩経》《春秋》《左伝》《国語》《山海経》《禹貢》などの典籍には、周辺各国の歴史や風習に関係する記述がよく見られるようになった。両漢時期に入って辺境史についての記述や研究は、ますます盛んになり、《史記》の「匈奴列伝」「南越列伝」「東越列伝」「朝鮮列伝」「西南夷列伝」及び《漢書》の「地理志」は、その代表作である。魏晋以降、《水経注》《華陽国志》《洛陽伽藍記》など正史以外の辺境史研究の文献が刊行され、唐、宋、元の時代になって、杜佑の《通典・辺防典》、馬端臨の《文献通考・四裔考》、樊綽の《蛮書》、葉隆礼の《契丹国志》、宇文懋の《大金国志》、彭大雅の《黒韃事略》、范成大の《桂海虞衡志》、程大昌の《北辺備対》、鄭樵の《通志・四夷伝》など辺境史についての規範的な記載や専門的著作が刊行された。明、清は、辺境史記載の最盛期であり、高洪の《辺略》、張雨の《辺政考》、許論の《九辺図録》、顧炎武の《天下郡国利病書》、王士騏の《馭倭録》、胡宗憲の《籌海図編》、趙翼の《皇朝武功紀盛》、顧祖禹の《読史方輿記要》、浦氏の《皇朝藩属輿地叢書》及び乾隆時代の宮廷により編纂された《皇清職貢図》などは、いずれも辺境史研究の優れた著作である。歴代の辺境地区の政治、経済、文化、地理、民族、宗教、風習などを対象とする辺境史研究は、中国通史、民族史、地方史、及び中外関係史研究の重要な構成部分であるが、夥しい数の文献や書物が各収蔵先などに散在しており、研究に不便をもたらしている。1996年に刊行された《中国辺境史料通編(全50冊)》は、歴代の辺境史文献200種(約2,000巻)を影印・収録し、研究者に利便性を提供するものとして学術界に大いに評価されている。本続編は、清王朝に「禁毀書」として扱われた数多くの書籍・抄本・資料・図録を収録する。これらの文献の内容は、明正統14年7月に起きた「土木之変」、明代の辺境防御、明代中央政府と少数民族との関係などに及ぶため、史料的な価値が高い。
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