中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
中国法制史考证续编 1-13 精装
杨一凡 主编
出版社:社会科学文献出版社
出版年:2009年08月
コード:322811     25cm ISBN/ISSN 9787509708217
 
価格 151,800円
  在庫無し
現在、弊社に在庫がございません。海外からの取り寄せとなります。
 
カートに入れる
本書は、13冊に分けて、当代の中国学者の法制史関係の著述15種を収録する。各冊の内容は下記の通り。

【第1冊《歴代例考》(楊一凡・劉篤才著)】
歴史上の各種の類例の起源・内容・変遷及び当時の法律体系における地位や役割を論述。本書のポイントは、1、「例」の前身である決事比や故事の形成・変遷に考証を加え、「例」の起源を掲示。2、秦の「廷行事」及び清の「成案」が判例であるという従来の観点に異議を唱え、その誤りを指摘。3、定説のない漢代の「比」・唐代の《法例》・宋元の「断例」・清代の「省例」の性質を論述。4、前人が研究しなかった元代の分例や明代の榜例・則例を探究。5、唐代から明代までの条例・事例、元代の格例、清代の則例や《大清律例》の附例などに考証を加える。6、「以刑為主」という伝統的な法史研究法に束縛されず、各時代の刑例以外の行政・経済・民事・軍政・学校管理の諸例に全面的な考証を加え、例の体系を論述。7、歴史上の律例関係理論を論証と概括できる。
【第2冊《律注文献叢考》(張伯元著)】
律注は、中国古代法律解釈学と古代律学の重要な構成部分。本書は、法律文献及びその注疏を研究対象とし、「秦漢時期的律注文献考証」「魏晋・唐代律注文献考証」「明代律注文献考証」「刑法類書目及清代律注文献考証」「有関律令及法律用語的考証」など5つの部分に分け、中国古代の律注文献を探究する22篇の論文を収録。
【第3冊《碑刻法律史料考》(李雪梅著)】
中国の数多くの碑刻の中には、歴代の地方官吏により頒布された禁令や告示、民間の郷約や族規、様々な宗教規約や訴訟記事などがみられる。これらは、正史に記載されておらず、中国の法律制度とりわけ地方の法律の実施状況及び国家・社会・法律・民俗の相互関係を記述する貴重な法律史料である。本書の上篇は、碑刻法律史料研究の現状・分類・発展を、中篇は、族規・郷約碑・告示碑・会館と行規碑・教育と学規碑及び清代における台湾碑刻法律史料をそれぞれ論述し、下篇は、先秦から明清までの碑刻法律史料の簡目。
【第4冊《典権制度源流考》(郭建著)】
「典権」とは、典価を払い、営利のため、他人の不動産を使用する権利を入手する民事制度を指す。本書は、大量の史料に依拠し、「典権」の起源及び発展の歴史に考証を加え、「典権」のルーツは、北斉時期の「帖売」に遡ることができ、唐代には、「典権」の交易と動産の抵当を一体化させ、「典権」を「均田制」の土地転移方式と見なし、その名称を「質」や「典」に改称し、五代や宋代の法律は、出典交易の詳細な手順を規定し、出典双方の権利・義務・収贖権を明文化し、元・明・清は、宋代の「典権」制度を更に発展させたと力説。
【第5冊《漢代律家与律章句考》(龍大軒著)】
正確に漢代の律章句を理解することは、漢律研究の基礎である。本書は、大量の漢史及び漢律史料に整理・考証を加え、15人の漢代律家の平生や著述を浮き彫りにし、543条の漢律章句を集録。その中、勾沉2項・立新45項・補漏14項・糾錯9項となっており、漢律の本来の面目を回復するのに貴重な史料を提供。
【第6冊《隋代法制考》(倪正茂著)】
十悪大罪や五刑之制など隋代に制定された法律は、唐代以降の各時代にも踏襲され、中国法律史上に重要な地位を占めているが、隋代が29年しか存在しなかった短命な王朝であるため、隋律に関係する史料が極めて少なく、隋代法律研究に大きなハンディをもたらしている。本書は、前人の研究成果を踏まえ、隋代の律・令・格・式の源流や変遷及び隋代における行政・刑事・民事・訴訟の立法や司法実践に緻密な考証を加え、隋代法律制度の実態を掲示。
【第7冊《唐律与唐代法制考辨》(銭大群著)】
本書は、著者の数十年にわたる唐律及び唐代制度研究の成果をまとめた著述で、その内容は、唐代法律体系、唐律の性質と構成、唐代の刑罰と行政処罰、唐代の特権、唐律の重要な罪名と刑罰、唐律の制敕断罪と死刑覆奏、唐代の法律時効と詞語分辨、著名な法律典籍《龍筋鳳髄判》の法律適用、《唐六典》の性質と「行用」などにわたる。
【第8冊《唐式輯佚》(霍存福著)】
唐式は、民事法・訴訟などを含む行政類法律とする唐代の基本的な法律の一つであるが、関係資料が殆どその後の乱世に消えた。本書は、前人の研究成果を踏まえ、26種の唐宋典籍・7種の日本古籍及び敦煌吐魯番出土文書に綿密な考証を加え、唐式の条文207条を復元し、唐式研究に貴重な資料を提供。「論述篇(唐式研究)」は、唐式の発展史及びその研究史を、「復原篇(唐式佚文復原及考証)」は、唐式の原文・引用資料・按語・参考の順に唐式の原文の年代や篇名をそれぞれ論述。
【第9冊《金元法制叢考》(曾代偉著)】
金代と蒙元時代の法制を考証する専門著作であり、その内容は、金代の職官法制、民事法制の身分制度・財産関係・婚姻・継承制度、刑法原則の変化と罪名、経済法制の田制と田賦制度、「物力通検推排法」、貨幣制度、禁榷制度、獄訟官署と訴訟裁判制度、元代基本法典《大元通制》の解読、蒙元刑制、竇娥冤獄と蒙元司法、蒙元義絶などの広範囲に及ぶ。
【第10冊《明大誥研究》(楊一凡著)】
明太祖朱元璋が自ら編纂した四篇《大誥》は、刑罰の酷烈・禁令の新奇・案例の多さ・版本の稀少で後世の歴史学者に「奇書」と見なされている。本書は、関係資料に綿密な考証を加え、《大誥》の編纂動機や頒布の背景、《大誥》の条目と誥文の源流、《大誥》の法的効力及びその実施と廃止、《大誥》の版本、《大誥》研究の論争問題、朱元璋が明初の法制建設に果たした役割及びその地位などを論述。巻末には、著者の論文「明太祖与洪武法制」を付す。
【第11冊《秋審条款源流考》(宋北平著)】
清末に修訂された《秋審条款》の条文に研究の重点を置き、逐条逐句に清代各時期の《秋審条款》の条文に考証を加え、各条款の形成・発展・変化の過程を掲示するほか、定説のない多くの歴史問題をも探究。
【第12冊《中国近代法律文献与史実考》(張希坡著)】
上篇は6つのテーマで中国近代法律文献と関係史実をめぐる様々な問題に、下篇は16つのテーマで広州・武漢国民政府の法律制度にそれぞれ綿密な考証を加える。
【第13冊《法制史料考釈》(下記の3冊から構成)】
《琱生裘衛諸器銘文集釈》(王沛著)は、伝世の琱生二簋及び新しく出土された琱生尊の銘文についての諸家の考釈を整理し、按語を加え、独自の見解を打ち出す。《唐宋石刻法制資料考析》(馮卓慧著)は、「唐<御史台精舎碑碑銘>評注」「<盟吐蕃碑>識読」「<勧慎刑文>及<慎刑箴>考訳」などの論文でこれらの石刻に反映された唐宋法制に関する諸問題を論証。《<組織臨時政府各省代表会紀事>考証》(張国福著)は、《民立報》や《申報》を参照し、呉景濂の《組織臨時政府各省代表会紀事》に詳細な考証を加え、一部の史籍の誤りを訂正する辛亥革命及び中華民国初期の法制史研究の貴重な参考資料。
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について