七略別錄佚文 七略佚文
〔漢〕劉向 等撰 〔清〕姚振宗 輯録 鄧駿捷 校補
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出版社:上海古籍出版社 |
出版年:2008年12月 |
コード:313778 206p 21cm ISBN/ISSN 9787532550807 |
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漢成帝河平3年(前26年)劉向は漢朝所蔵書籍の整理を皇帝より命じられ、『叙録(書録)』『叙奏』を所蔵書と共に上奏し、のちに『別録』としてまとめられ、中国で最も早い群書提要目録となった。劉歆は父の後継として哀帝建平年間(前6~前5年)に『七略』を上奏した。これが中国史上初の群書目録書である。『七略別録』『七略』は中国古文献学の礎となった書で、版本学、校勘学、目録学、辨偽学等の重要な骨組みとなった。惜しくも唐代末期から五代に掛けての混乱で両書ともうしなわれてたが、その学術的価値の高さから清代に次々と10種の集本が現れた。特に姚振宗による集本が最良で、収録された佚文が最も多く、両書の体系を一番良く再現しているとされる。本書は姚振宗の原稿を底本として、その他各集本や類書、古書に見られる注等を参考に校訂を行っている。「補遺」には姚振宗の原稿に含まれないが、その他集本に見いだされる佚文を収録しており、直近では最新かつ最も整った定本である。
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