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清順天府呈稿 1-3 /國家圖書館藏歷史檔案文獻叢刊 精装
陳湛綺 責任編輯
出版社:全国图书馆文献缩微复制中心
出版年:2008年07月
コード:307055   1368p  27cm ISBN/ISSN
 
価格 59,400円
  入手不可
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清代の順天府は、首都北京の大興県、宛平県及び周辺の24の州や県を管轄する朝廷の「直轄府」であり、北京の治安や政務及び全国各地の訴訟を処理する権限も有するため、「小刑部」とも見なされていた。本書は、光緒年間の順天府が処理した田・土・戸・銭に関する民事訴訟事件及び昭雪、恤商、巡防、理事局事宜、発審、清賦章程などについての呈稿(朝廷に報告する公文書)を影印収録する。訴訟に関する呈稿の内容は、旗人押地騙銀・略奪田地・覇地抗租・圏地遺失・旗田売買・伝典糾紛など土地をめぐるトラブル、捏契騙租・売地過割・押荒執照・旗人売契など契約をめぐるトラブル、賃住房産覇房不交・勾串奸商図謀舗産など不動産をめぐるトラブル、呑使租銀や代売地畝扣款など金銭をめぐるトラブルのほか、入室盗劫、作価勒贖、教民訛詐、馬厰招荒などにわたる。原告・被告・案情・立案・堂審・取証・府尹批・判決など訴訟の各段階の記録が完全に保留されているため、清代における民事訴訟の自主性や融通の利く一面を窺うことができる。其の他の呈稿の内容は、昭雪局及清賦局章程、善後発款章程、巡防局章程、巡防局及理事庁応辨事宜、発審処章程などにわたり、晩清社会の近代化への脱皮の過程を表わす。清代の北京地区の政治・経済・社会・民族関係、清代における順天府の職権、清光緒年間の裁判制度・審理過程・官法と民俗との関係、民間習慣と法律規定との関係などの研究にとって、本書は、史料価値の極めて高い参考資料である。
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