太平寰宇記 1-9
/中國古代地理總志叢刊
〔宋〕樂史 撰 王文楚 等點校
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出版社:中华书局 |
出版年:2013年06月 |
コード:197546 21cm ISBN/ISSN 9787101038385 |
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北宋が全国統一を遂げ成した後に編纂された《太平寰宇記》は、13の「道」及び4つの「夷」からなる宋初の全国政区建制とその沿革及び各府・州が管轄する県、東京・西京までの里程、隣の州までの「四至八到」、戸口、土産、人物などについて記述し、各県と府・州との位置関係や距離、各県が管轄する郷及び県内の山川、湖沢、城邑郷聚、名勝旧跡などを記載する。宋初の政区建置の変遷や人文、自然地理研究に欠かせない古代地理総志である一方、すでに乱世に消えた宋代以前の多くの典籍を引用しているため、史料的・文献的な価値も極めて高い。しかし、《太平寰宇記》は、明代に入り、すでに一部が欠けており、完全なものではなくなった。本校点本は、金陵書局本を底本とし、宋本・万廷蘭本や多くの唐宋総志・宋元方志などを参照し、編纂したものであり、金陵書局本に欠けている113巻から118巻までの6巻は、残宋本で補足したため、ほぼ完全なものと言える。巻末には地名索引を付す。
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