殷周金文集成(修訂增補本) 1-8
精装
中國社會科學院考古研究所 編
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出版社:中华书局 |
出版年:2015年03月 |
コード:194718 31cm ISBN/ISSN 9787101050349 |
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商周青銅器銘文は、内容が当時の冊命、典祭、征伐、約契、年暦、官制、地理、名物制度、思想文化などの広範囲にわたるため、商周歴史研究や考古研究に欠かせない基本史料と位置づけられている。宋代の《博古図録》を以って嚆矢とした金文研究の著述の編纂・出版は、清代の後期になってその最盛期を迎え、次々と刊行された呉式芬の《捃古録金文》、方溶益の《綴遺斎彝器款識考釈》、劉体智の《善斎吉金録》と《小校経閣金文拓本》、そして羅振玉の《三代吉金文存》は、いずれも当時の金文研究の高い水準を示す学術著作であるが、当然ながらその後発見された青銅器銘文は、収録されていない。1984年から1994年にわたって、中国社会科学院考古研究所と中華書局により編纂・刊行された《殷周金文集成》は、それまでに発見された12,000件近くの青銅器銘文に考証・校釈を加えて網羅的に収録した画期的な金文資料集と評価されている。今回の再版にあたり、初版の18冊を8冊に纏めたほか、下記の4つの方面から初版本に修訂・増補を加えている。1)最近20年間に刊行された56種の金文匯編、博物館蔵品図録、考古発掘報告及び関係の著述を追加収録し、一部の器物の年代、出土地点及び現在の所在地を訂正。2)戦国時期の刻銘兵器など銘文の文字が判読しにくい器物の拓本には模写本を付し、不備のある拓本はより良いものに交換。3)全書の器物についての統一的な出土地索引、器物所蔵地索引、器物著録書刊索引及び《三代吉金文存》《商周金文録遺》《金文総集》など50余種の金文関係の著述と本書の器号対照表を作成。4)学界の高い評価を受けている《殷周金文集成引得》の釈文を付す。
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