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●編著者のことば
唐代の科法には不明な點が少なくない。ただ、唐初頃の資料としては、張萬福の科法や『洞玄靈寶三洞奉道科誡營始』などから、ある程度はあきらかにすることができる。そしてこの唐初の科儀は陸修靜にまで溯ることができそうである。つまり、陸修靜・張萬福・杜光庭という系譜によって、道教儀禮は繼承されてきたかに見える。道教科儀全體の歴史からすれば、杜光庭はむしろ最後の集成者であった。したがって、儀禮形成の問題は殆ど杜光庭以前にあったと考えるべきであろう。本書は、以上のような觀點によって、六朝道教の大成者である陸修靜の儀禮に注目した。これを體系化できれば、隋唐期の道教儀禮は、ある程度の輪郭を表すものと考えている。(「総序」より)
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