中国の識字運動
大原信一 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1997年09月 |
| コード：00498 296p ISBN/ISSN 4-497-97525-8 |
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漢字との闘い―非識字者一掃への軌跡！
世界の識字問題は、インドと中国という2つの人口大国の識字運動の成果によって左右されるといっても過言ではない。1990年の「国際識字年」をきっかけとして、中国の識字運動は大きく動き始めた。その中国の識字運動が最初に克服しなければならないのは、漢字の問題であった。漢字の国・中国では、これまで何人もの先覚者たちがこの問題に取り組み、さまざまな方法で識字の普遍化を試みてきた。本書は、1920年代以降の3つの時代の識字事業を中心に先覚者たちの努力と苦闘の跡を振り返るとともに、現在も進行中の中国の識字運動の行方をたどる。
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■編著者紹介
大原 信一（おおはら のぶかず）：1916年京都府生まれ。大阪外国語学校（現大阪外国語大学）中国語科卒業。同校大陸語学研究所員、京都女子大学助教授、同志社大学教授、大東文化大学教授などを歴任後、同志社大学名誉教授。『新・漢字のうつりかわり』『近代中国のことばと文字』（いずれも東方書店）の他、『中国語と英語』、呂叔湘『中国語語法学習』（共訳）、カールグレン『中国の言語』（共訳）など著訳書多数。
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